第9回「奈良工芸の粋」展 令和7年3月13日(木)~17日(月)
@名勝依水園・寧楽美術館

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令和7年3月13日(木)~17日(月)
@名勝依水園・寧楽美術館

出品作家紹介 喜山 利歩 氏(細工彫)

 元々物づくりが好きで、造形関連の仕事に従事していた。関連する業界で根付作家としても活躍する人に刺激を受け、「彫る」ことの楽しさを再認識。鹿角を材に根付の道に入った。現在は根付・細工の作家として鹿角やツゲを使って制作する。
 根付は江戸時代に流行した印籠や煙草入れを帯に引っ掛ける留具。実用品ではあるが、粋な江戸文化の中で遊び心あふれる掌サイズの美術工芸品へと発展した。
 利歩氏の作風は、古根付へのリスペクトと自身の世界観を絶妙に兼ね備える。服のデザイナーのような感覚で、身に付ける人を格好よくできる作品を作りたい。根付は自分を表現する場所であり、お客様に寄り添う場所でもある、と話す。

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