第9回「奈良工芸の粋」展 令和7年3月13日(木)~17日(月)
@名勝依水園・寧楽美術館

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令和7年3月13日(木)~17日(月)
@名勝依水園・寧楽美術館

出品作家紹介 不二(藤岡 正祥)氏(漆芸)

 絵を描くことが好きで、大阪芸術大学では日本画を専攻した。家は天理で120年以上続く宗教用具の製造販売業。自分が家業を継ぐと考え、石川県立輪島漆芸技術研修所で5年間漆芸を学んだ。卒業後、漆を生業する傍ら日本画も制作し、輪島市美術展入賞など絵の世界で実績を上げた。朝日放送の番組「一志相伝」の取材を受け、実父と共に「親子の太鼓塗り職人」として取り上げられた。40代前半まで日本画制作を封印して家業経営に絞った時期もあったが、現在は漆芸を主な表現分野として自身の制作意欲を全投入している。
 自分にとって作品作りとは、自分を保つもの。誰に媚びることなく、自分に正直に。自分をぶつけられる作品を追求する。誰もやったことのない表現を見出したい。作品に向き合っている時の自分は、最も自然で自分らしい。

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