第8回「奈良工芸の粋」展 令和6年3月14日(木)~18日(月)
@名勝依水園・寧楽美術館

MENU

令和6年3月14日(木)~18日(月)
@名勝依水園・寧楽美術館

出品作家紹介 木野 光子 氏(人形)

 子どもの頃から手芸ごとが好き。結婚してからなおさら好きに拍車がかかり、陶芸、アートフラワー、七宝焼きといろいろなことに挑戦した。当時粘土人形がブームで独学で始めたが、正式に習いたいと思っていた1998年、人間国宝の秋山信子先生を紹介され弟子入りした。

 その翌年に新美工芸会展〈読売テレビ賞〉受賞、その後は全関西美術展、伝統工芸人形展、日本伝統工芸展などでも入賞し、2004年に日本工芸会正会員となった。

 様々な手芸ごとの中で、本当に人形が自分に向いていたのだと感じている。

 秋山先生から「自分の作りたいように作りなさい」と指導された。それは人形に自分の気持ちを吹き込むこと、そして見てくれた人が心癒される人形となることを目指す。

 自分の人形を飾ってくれる方に、折にふれ人形と目を合わせ語り合ってくれたら、と思う。人の心の持ちように寄り添える人形であれ、と願い制作を続けている。

もどる

PAGE
TOP